今日で2010年度も最後の主の日となります。全52週の歩みが神の家族にとっていかがだったでしょうか。今は大震災のことで過去を振り返る余裕さえ持てないような状況であるかもしれませんが、神は確かにわたしたちの歩みを今日まで守られたことを信じ感謝いたします。
先の見えない日本の国のこれからの歩みとなりますが、今まで経済論理に振り回されてきていた日本社会が忘れていた本当の愛と希望といった尊い価値が力を発揮することを期待し祈っています。また、キリスト者としての考え方や生き方も試される時となるでしょう。
2010年度を終え、新しい年度を迎えるキリスト者に何より求められることは、「御言葉に立つこと」です。御言葉から神の御心を悟り、御言葉に励まされ日々の歩みを続けることです。人の計画や努力は神の御言葉をいただいてから求められるものです。神の家族の皆さんは、神の言葉を聞く霊の耳を鍛えているでしょうか。“あなたの御言葉は、わたしの道の光/わたしの歩みを照らす灯。”(詩編119:105)