2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2016.3.13

〜 ゲッセマネの祈りから十字架へ進む 〜 先週金曜日の3月11日、教会では5周忌を迎える東日本大震災を覚える祈りの時を過ごしました。 一日を通じて震災の被害に遭われた方々、今もなお悲しみの涙を流している方々のために心を合わせました。とりわけ今は受…

2016.3.13

『自分の道を進まなければ』(ルカによる福音書4:35〜41) これから、イエス様は覚悟をもってエルサレムへ行かれます。過越の祭を祝うエルサレムの町に群衆の賛美を持って迎えられ、そのあと十字架にかかられるのです。本日の聖書箇所はその流れの中で起き…

2016.3.13

〜マインドマップ〜 受難週で、東日本大震災から5年目をむかえた大切な週に、私のような者がこの原稿をお受けし、深く反省しています。 ところで私には、この10年来気になっている記述法があります。それは、普通の記述法をノート法というのに対し、マイ…

2016.3.6

『二つのおそれ』(マルコによる福音書4:35〜41) 人類のテクノロジーは驚くべき速さで進化しています。少し前までは考えられなかったことが、今は当たり前になっていきます。インターネットさえあれば地球の裏側の人ともすぐ繋がることができます。すでに宇…

2016.3.6

〜まず慰め人が癒されよ〜 3月になるとあの日までの毎日が試練です。11日の東日本大震災の日。東北に住む我が愛する姉とはインターネットでいつも近況を知らせ合っていますが、この期間の彼女の心の重さが我が心をも引っ張ります。震災時も数日で復帰したネ…

2016.2.28

『主よ、どうかお助けください』(マタイによる福音書15:21〜28) 最近のテレビニュースや新聞に目を向けるのが怖いです。ほぼ毎日のように子どもへの虐待と子どもの悲しき死のニュースが報道されています。しかも虐待する側が“親”であることに衝撃の…

2016.2.28

〜 受けるより与える方が幸いです 〜 昨年の暮れからS姉が中心となって話し合われた「自立支援のための料理教室」を小泉町教会の祈りの支援のもとで、有志の方々が力を合わせようと計画しています。もちろんまだはっきりと決まったことはありませんが、聖書…

2016.2.28

旧約の時代、神様は人間が罪を犯してばかりいるのを見て、ほろぼそうとされました。今日の私たちもテロや殺人事件など人が犯す罪とあやまちの多い時代に生きています。路傍伝道をしても、聖書を受け取ってくださる人は少ないです。身近な人々に教会にいっし…

2016.2.21

『信仰告白の岩の上に立つ教会』(マタイによる福音書16:13〜20) 本日の御言葉はイエス様による初めての受難予告がされている箇所です。いよいよイエス様は公の生涯における最後の旅であるエルサレムへの旅を始められます。ちょうどその頃、イエス様は弟子…

2016.2.21

〜 バプテスマへと進む勇気 〜 長く教会生活をしながらなかなかバプテスマへと進むのを躊躇する方々がいます。もちろんイエス様への信仰の確信がもてないという方には無理やりバプテスマを進めることはできません。聖書の教えるバプテスマはイエス様の十字架…

2016.2.21

〜私の「祈り」〜 「祈り」というのは、神への応答だと聞いた事があります。神が私たちに何を望んでいるのか、御心に応答していく事。 当時、正直あまりピンとこなかった事ですが、最近になってようやくその意味が分かってきたような気がします。 家族を連れ…

2016.2.14

〜 春一番、聖霊の風を期待しつつ 〜 先週の金曜日の朝、とても暖かく強い風を全身に感じながらディボーションタイムを過ごした後、その風が「春一番」であったことを知りました。「春一番」・・・“北海道と東北、沖縄を除く地域で例年2月から3月の半ば、立…

2016.2.14

『ウォッシュ・ミー〜私を洗って下さい〜』(詩編51:3〜19) 受難節(レント)は私たちの「人性」にとって神のきよさがどれほど必要かを深く考える機会です。「人性」においては、他人の汚点はすぐに目につくのに、詩編51 編のように自分の罪を主の前に告…

2016.2.14

〜主の御手にゆだねつつ〜 「主の御手におゆだねします。」と祈ることが多い私ですが、(これほど味わい深い言葉...)又見方を変えれば安易に口に出しやすい言葉だなあ〜と思いました。 昨年7月頃息子の転勤話があり、「福岡」へ。本人も家庭のこと、年老い…

2016.2.7

〜 十字架の伝染力をもつ証人たち 〜 インフルエンザが猛威を振るっています。幼稚園や小中学校が続々とインフルエンザによる学級閉鎖になっています。先週、わたしもどこで移ったのか知りませんが、急性胃腸炎という診断を受け、しばらくの間、苦しい時を過…

2016.2.7

『神の時を選ぶ人は幸いです④』(ルツ記1:19〜22) “ナオミは言った。「どうか、ナオミ(快い)などと呼ばないで、マラ(苦い)と呼んでください。全能者がわたしをひどい目に遭わせたのです。”(1:20) ナオミがルツと一緒に故郷のベツレヘムに帰っ…

2016.2.7

〜今年の課題を考える〜 毎週火曜日に聖書の学びで、昨年は主にパウロの手紙を通して学び、その中でもローマの信徒への手紙では神様からの教義的な教えを学び、コリントの信徒への手紙では教会の実践的な運営・管理・いろんな諸問題への対処方法などについて…