2016.2.14

 春一番聖霊の風を期待しつつ 〜
 先週の金曜日の朝、とても暖かく強い風を全身に感じながらディボーションタイムを過ごした後、その風が「春一番」であったことを知りました。「春一番」・・・“北海道と東北、沖縄を除く地域で例年2月から3月の半ば、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄りの強い風。”(Wikipediaから)しかし春一番が吹いたからと言ってすぐ春が来るのでなく、寒さが戻ることが多いという話ですね。それでも確かに「春」がすぐそこまで来ているということでしょう。
 聖書の中に登場する風は「聖霊ギリシャ語でプニューマ、ヘブライ語でルアッハ」を表す時によく用いられるイメージです。目には見えないが、確かに存在しわたしたちの全身をもって感じられる風こそ聖霊なのです。またもう一つの聖霊のイメージは「息」です。息も同じく見えないものですが、確かに存在するもので、わたしたちの命にかかわる働きをするものです。エジプトを脱出する時、海に道を作ったのも風でしたし、初代教会の群れの上に臨んだのも風としての聖霊でした。またアダムを生きる存在とされたのが神の息であって、エゼキエルの枯れた骨の大群を復活させたのも神の息でした。そして小泉町教会と神の家族を変える力、あなたとわたしを造り変えてくれる力も風と息なる聖霊なのです。
 春一番の暖かさを全身に浴びながら、今年小泉町教会を導かれ変えて行かれる聖霊の働きを期待し、まず自分自身を聖霊の風にお任せしようと願います。神の家族一人一人もすべてを新しくしてくださる聖霊の風を期待しつつ、大きく息を吸って聖霊を生活の真ん中に迎え入れていただきますように・・・。シャローム