2011.9.18

 『 祝 福 』(Ⅲヨハネの手紙1〜4節)
 誰かを祝福するということほど嬉しいことはありません。祝福することは誰でもできることであって、決して難しいことではないからです。必要なのは、祝福する人への心から愛と祝福する人を神の御手にゆだねる信仰の祈りです。
 今の世界は、あまりの忙しさのゆえに他人への関心も、他人への少しの余裕ももてなくなりました。自分のことと、自分の家族のことで精一杯である現実です。このような状況の中で誰かを真心から祝福するということはそれほど簡単なことではありません。そのためには心と目を外へと向けなければなりませんし、他人の必要に気づかなければならないからです。
 キリスト者は祝福するために立てられている存在です。もしあなたが他人を祝福することを忘れているならば、あなたの信仰には大きな隔たりが出来ているしるしとなるでしょう。
アブラハムに約束された神の祝福への約束がわたしたちにも同じく約束されていることをぜひ覚えましょう。“あなたを祝福する人をわたしは祝福し、あなたが祝福する人を祝福する。あなたは祝福の源となる。”(創世記12章)祝福の源となるわたしたちです。祝福のことばを持って人々を祝福する者たちを主は祝福され、祝福は祝福した者にまた返ってくるのです。ここに祝福の連鎖の恵みが広がるのです。
 今日の聖書には、最も美しい祝福の言葉が紹介されています。神の家族が互いに今日の御言葉を覚えて、神の祝福を分かち合いましょう。あなたの祝福によってわたしが祝福され、わたしの祝福であなたが祝福を受けるのです。あなたを主の愛で祝福します。シャローム
“God bless you!!!”