2017.6.4

神の国の礼拝を垣間見る恵み 〜
“こんにちは、アンニョンハセヨ、ハロー、ニーハオ、スラマッ・バギ、・・・。”…”こんにちは“に当たる世界の言葉です。聖書の物語の中で、もともと一つの言語を使っていた人類が、神に反逆し、神に対抗しようとバベル塔を建てていた時に、神が彼らの言葉を混乱させられたことによって世界各地に散らばったと物語っています。
 それから聖書は、人の傲慢と反逆から始まった言語の混乱が一致する出来事を紹介してくれますが、それがペンテコステ(五旬節:聖霊降臨日)の出来事です。聖霊が初代教会の120人の群れに臨まれ、聖霊が語らせるままに、一人一人が違った国の言葉で話し出したわけです。
 本日、小泉町教会の礼拝は、それぞれの国の言葉を用いて執り行うことになります。普段の日本語だけでなく、慣れていない言葉が聞こえることで混乱してしまう方もいるでしょう。けれども、主の祈りや聖書、世界中のクリスチャンに愛唱されている讃美歌の意味は同じですので、広い愛の心をもって互いに受け入れましょう。真に、2000年前のエルサレムの初代教会の信徒たちが味わった恵みと感動に与れますように・・・。
 またペンテコステ礼拝後には、生活困窮者自立支援等募金協力のためのミニバザーも行なわれることになるため、恐らく初めて教会の中に入られる方もいるでしょう。ぜひ、イエス様の愛と喜びをもって歓迎し、イエス様を証しできる時といたしましょう。・・・「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。互いに愛し合うならば、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、皆が知るようになる。」(ヨハネ13:35〜36)