2011.8.21

最近は見られなくなりましたが、数か月前まで、教会の周りをオスとメスのキジが歩き回っていました。その姿があまりにも可愛くて、少し近づこうとすると、急いで逃げてしまうキジたち。…“食べられてしまう”と恐れていたでしょうか。わたしにはただ、“君たちは可愛いね、一度だけ触らせて!”という願いだけでしたが、キジにとってわたしという存在は、自分たちを襲ってくる巨大な怪物にしか見えなかったのでしょう。彼らにとって人間の大きさそのものが恐怖であって、暴力であったのかもしれませんね。だからでしょうか、創造者なる神が、すべてを捨てて我らと同じ人間の体をもって来られたのもその理由からではないでしょうか。小さく、弱いものに対するイエス様の愛と思いやりを抱くことさえできれば、世界は大きく変えられていくはずです。
本日は「平和の集い」。経済危機や戦争、テロなどで混沌としている世界、特に原発事故によって不安と恐怖を生きている日本の現実を正しく見つめながら、主の平和を実現していく心を新たにしたいと願います。シャローム