2012.3.25

 2011年度の最後の主日礼拝です。過ぎ去った一年は日本の国と民にとって忘れてしまいたい一年だったのではないでしょうか。神の家族においても決して楽な一年ではなかったはずです。それぞれ、様々な課題を抱えながら新たな年度を迎えることになるでしょう。恐らく、2012年度も昨年と変わらない傷跡と課題を背負ったまま、厳しい戦いへと臨んでいかなければならないかもしれません。
 先週、わたしたちは新しい執事を選び、一年のスタートを切りました。すべては父なる神の御手にあることを信じつつ、執事を中心にお一人お一人が信仰と心、祈りを合わせていきましょう。“何事も利己心や虚栄心からするのでなく、へりくだって、互いに相手を自分より優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。そして、何よりも互いにイエス・キリストを心がけながら生きることです。”(フィリピ2:3〜5)
 イエス・キリストの十字架の苦難と復活の恵みに与るこの季節、小泉町教会の神の家族に向けられている主の御心をお一人お一人の心にしっかり刻み、主の喜ばれるキリストの体作りに励んで参りたいものです。シャローム