2012.5.6

 7人の犠牲者が出たバス事故の衝撃とともに始まったゴールデンウィークでした。
車で出かけようとしていた方々はいろいろと不安を抱えながらの一週間だったのではないでしょうか。バス運転手の疲れによる居眠りがその原因とされていますが、突然かけがえのない人を亡くした方々の悲しみは言葉では表せないはずです。主の慰めがご遺族の上に注がれますように・・・。
 本当に人の人生において、明日のことを先に知ることさえできれば、わたしたちは死を防ぐことができることでしょうし、平安な日々を過ごすことになると思うでしょう。しかし、人は明日の事はもちろんのこと、一時間後の事も知ることができない弱い存在。いつその人生の終わりが来るか知る人は誰一人いません。命は創造者なる神の御手にあるもの、常に自分の人生の終わりの日を意識しつつ、ただ与えられた今日という人生を、最善を尽くして生きることが人に求められる生き方です。
 5月9日は敬愛する大和秀雄兄の召天一周忌となる日です。大和兄は神から与えられた人生を全うして天に帰りました。天の国で永遠の命をいただき神の家族との再会を心待ちにしていることでしょう。シャローム