2012.7.8

 教会の花壇から嬉しい知らせが届きました。数年前に切られていたぶどうの木からぶどうの実が実り、同じくミルトスの木から綺麗な花が咲きました。切り株しか残っていなかったぶどうの木、ミルトスでありましたが、時が流れ切られたところから芽が出て、毎年少しずつ成長し続け、いよいよ花を咲かせ、実を結んだのです。人がやってあげたことは何一つありません。神からいただいた命の力がそうさせたのです。私はこの出来事から頭に浮かんでくる聖書の物語がありました。それは、枯れていたアロンの杖から芽が出て花を咲かせたという、不可能を可能に、死を命に、絶望を希望に変えられる神の働きの物語です。
 2012年ももう半分が過ぎました。神の家族の日々の花壇にはどんな花や実がなっていますか。計画とおりに進んでいますか。なかなかうまく進まず戸惑いを覚えていませんか。あるいは、切り株しか残ってないような失望感に覆われているのかもしれませんね。神は私たちの思いを超えて働かれるお方。枯れていた木から命の芽と喜びの花を咲かせる神を期待しましょう。神は私たちの周りのすべてを用いてご自身の御心を示しておられます。シャローム