2012.12.2

 病院に入院されているY姉を訪ねました。一年365日、病院生活をしている姉妹にとって、イースターとクリスマス、年2度ある教会の特別礼拝に出席することは大きな喜びですし楽しみです。時々病院生活に疲れ、心が沈んでしまうY姉ですが、いつもイエス様に語りかけ賛美をすることで思いを新たにしていただいているとのことでした。最近、彼女が口ずさんでいる賛美が“君は愛されるため生まれた”という心温まる曲です。“先生、私も愛されるために生まれたんですよね”と質問するY姉の姿から彼女に注がれるイエス様の愛の眼差しを見る事ができます。
 今私たちはクリスマスの季節を迎えています。クリスマスのメッセージはこの世のどんな人も神の愛を受けるべき尊い存在であるということです。国、人種、健康、性別などと関係なく、一人一人がもっている愛と命の価値に差はありません。ですから、社会的差別や戦争はこのようなクリスマスのメッセージに反するものであり、神に敵対する行為です。皆は愛されるために生まれ、その愛の贈り物として独り子がお生まれになったのです。シャローム