2014.8.10

エルサレムの平和を求めよう。「あなたを愛する人々に平安があるように。”(詩編122:6) 平和を覚える8月です。しかし、私たちの目に広がる世界情勢は平和どころかますます激しい紛争と虐殺、混乱が繰り広げられている状況です。私たちの平和への祈りが空を打つような無気力さに止まっているような気がしてなりません。イスラエルガザ地区で、ウクライナで、イラクで、アフリカで、中国で、戦争や虐殺、伝染病、自然災害などに襲われています。それらの場所とはかけ離れているため、日本は大丈夫だ!と思いがちな私たちです。しかし、日本社会の内部を見ますと様々な病気にかかり、悲劇的な事件事故が絶えない状況です。また、集団的自衛権という戦争に走るための準備を着々と進められている。安倍首相がいくら平和!平和!と叫んでも、人々のうちにある不安は膨らんでいくばかりです。このような時だからこそ、十字架による平和を求めつつ歩むことです。あなたの上に真の平和があるように…。シャローム