2015.3.29

〜2014年度の終わりを受難週で〜
 今日で2014年度の52週目の主日礼拝が終わりを告げます。過ぎ去った2014年度は神の家族にとってどのような一年だったでしょうか。小泉町教会としては地域協働プロジェクトが本格的に動き始め、いろいろと新たな伝道プログラムを試みた一年であったと言えましょう。種蒔きをしながら正しい方向を探っていた時期でもありました。何より寂しかったのはバプテスマを受けた人が一人もいなかったことでした。教会第一の使命こそ、福音を伝えて救われる人を起こすことにあるからです。目に見える教会の形は整っていたのかもしれませんが、十字架を背負われ教会の外へと向かわれるイエス様に倣おうとはしなかった私たちの姿がありました。“だから、わたしたちは、イエスが受けられた辱めを担い、宿営の外に出て、そのみもとに赴こうではありませんか。”(ヘブライ13:13)
 常に内側にとどまっていた弟子たちを外へと遣わされた復活のイエス様が、私たち小さな群れを内側から外へと導いてくださいますように、ただし、人の力でなく聖霊によるメッセージと勇気をいただいて遣わされる喜びに満たしてくださいますように願いたいものです。受難週で終わる2014年度ですが、一人の少年のバプテスマ式の行われるイースター礼拝から始まる2015年度の歩みが、救われる人の誕生で満ち溢れますように・・・。