2017.4.30
『私を強くしてくださる方』 (フィリピの信徒への手紙4:13)
新しい年度がスタートしました。教会は只々、聖書の言葉に励まされて歩みます。
恐れるな!小さな群れよ!御国をくださることは父の御心である!
見よ、私は新しいことをする。それはもう芽生えている!
神にはなんでもできないことはない!
万事を益とする神がおられる。 み言葉は、いつも私たちのそば近くにあります。そのみ言葉とともに神はそこにおられるのです。パウロは言いました。わたしを強くしてくださる方によって私は何事でもすることができる、と。
私に力、エネルギーを注ぎ、満たしてくださる方がおられる。その方が、私たちの求めに答えて、私たちを強くしてくださるのです。この神とともに歩むところに、私たちの積極的な考えと人生が整えられるのです。
問題がないのではありません。パウロの人生は問題だらけ、迫害に満ちていました。行き詰まりや死の危険すらあったのです。事実、この手紙を書いている時だって、投獄されていたのです。それにも拘らずパウロは語るのです。「私には何事でも可能だ!」と。
ナポレオン・ボナパルトは、「我が辞書に不可能という文字はない」!と言いましたが、ナポレオンとパウロの違いは、その源です。パウロは神によってそう言うのです。環境、状況に左右されないのです。
パウロは、絶えず前向き、肯定的、積極的なのです。それは、パウロが蘇りのイエスの力を味わっていたからです。イエスの働きかけは、生涯、パウロを離れなかったのです。パウロは、何物にも支配されない内なる自由を持っていたのです。パウロは神以外のものに心を支配させなかったのです。パウロの言う全てが可能ということは、どんな環境にあっても満足して歩むことができるということなのです。神のみ業があなたの人生を通して実を結んでいくのです。神が働きかけるのです。
エフェソ3:20は、「わたしたちの内に働く御力によって、わたしたちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることのできる方に、・・・・栄光があるように」とある。神を愛し、神を信じるということの祝福を、最新の脳科学が実証している。「脳科学から見た祈り」中野信子 新進気鋭の脳科学者が語る。
本当に幸せな生き方とは?「前向きな心、感謝、人を思う祈り」が脳を活性化し、免疫力を高め、自分も他人も変える、と。
田口昭典