2018.7.8

〜主は道を日々つくられる〜
“水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。大河の中を通っても、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。わたしは主、あなたの神。(イザヤ43:2〜3)”
 先週からの記録的な大雨はその範囲も広く、多くの犠牲者と多大な被害が出ていますね。本当に、大自然の圧倒的な力の前には、人間という存在がいかに小さく無力であるかを示されます。被害に遭われた方々の上に主の助けと慰めを祈りましょう。
 さて、わが家にとってもこの大雨は大変でした。ちょうど妻が韓国から義母を連れて富山に到着する日が大雨の最中だったのです。わたしは二人を迎えるために中部空港に車で向かいました。しかし東海北陸道を2時間ほど走ったところで、突然、「通行止め」の表示に出くわしました。誘導員さんからの“これ以上名古屋方面には行けない。高速も、国道も全面通行止めになっている”という驚きの知らせに、しばらく祈りの中で考え込みました。“どうすればいいだろうか・・・このまま無理してでも道を探りながら空港まで行った方がいいのか、しばらく天気がよくなるまで二人を名古屋に泊まらせた方がいいのか”など。結局、わたしはひとまず富山に戻り、妻と義母には、苦労はあるだろうが泊まらずに二人で富山まで来てもらうことが最善だと思いました。そこで二人に、まず大きな荷物は宅配便に頼み、名古屋からの新幹線で東京経由で富山に来るように勧めました。もっともその時間帯、新幹線は運転を見合わせていて、駅員さんにも「再開しても、いつまた止まるかわからない」と言われていましたが、信じてそのようにしました。果たして、新幹線の運行の遅延と混乱の中で大変な道のりではありましたが、妻と義母は夜中の12時頃に家に着くことができました。”あ、守られた、感謝!感謝!“
 大自然の前に何もできない弱い私たちですが、生きておられる主は日々道をつくられるお方、その神を信じ、これからも歩きつづけたいものです。シャローム