2018.8.5

信仰告白を確かめよう! 〜
“わたしはこの岩(信仰告白)の上にわたしの教会を建てる。(マタイ16:18)”
 本日は月の第一週目の主日礼拝で、主の晩餐式を執り行ないます。主の晩餐式は十字架にかけられる夜、主イエスが弟子たちに“神の国が実現するまで記念しなさい”と命じられたキリスト教会の命にかかわる大切な礼典です。そのため、私たち小泉町教会は主の晩餐式の場において十字架の信仰を確かめ、新たにしていただいています。そして主の晩餐式の時に、初代教会の時から続けられてきた「信仰告白」を確かめ、声を合わせて告白しているのです。
 そうです。主の晩餐式は主イエスの十字架の贖いの恵みに対する信仰をもつ神の家族が、目に見える信仰の証しとして執り行うものです。ですから、“主イエスの十字架の出来事が私のためである”という信仰をもつ人々が参与するのであり、主イエスの十字架と復活への信仰がなければ、いくらパンを裂いて、ぶどう酒を飲んだとしても何の意味もありません。もっと美味しいパンとぶどう酒を望むのであれば、デパートや専門店にいけばいいでしょう。信仰共同体に連なる一人一人が信仰をもって執り行うためにそこに恵みがあり、感動があるのです。
 神の家族の皆さん、小泉町教会の信仰告白があることを知っていますか。私たちの群れにも「使徒信条や二ケア信条」のような信仰告白があります。もちろん、短い文章としてまとまったものではありませんが、私たちが証しすべき信仰の内容を一つ一つとまとめたものです。全部を読もうとすると少し長いですが、ぜひ普段の生活の中で定期的にわが教会の信仰告白を黙想し確かめる時を過ごしていきましょう。そしていつどこでも、“あなたの教会の信仰告白を示してほしい!”と求められたら、迷うことなく大胆に語ることができますように・・・。シャローム