2018.10.7

〜 マラナタ信仰を生きる 〜
“いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。     
これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです(Ⅰテサロニケ5:16-18)”

 三週連続で大型台風が日本列島に上がってきて大きな被害をもたらしました。まれにないことで日本中の人が不安な日々を過ごしていることでしょう。これで今年の台風は終わりでしょうか。これからもまたやってくるでしょうか。…またインドネシアでは大地震津波による悲惨な災害に見舞われ、悲しい涙が流されています。主の憐れみと助けを祈りましょう。
 先週のある日一日の働きを終え、夜遅く牧師館に戻ろうとする時、私の周りを覆うような虫たちの大合唱が聞こえてきました。“あ、君たちも生きているよね。神より造られた被造物として最善を尽くして生きているよね。君たちには心配はないよね。ただ創造者なる神を賛美するだけだよね。”・・・その時伝わってくる恵み、平安、そして悟り…。虫たちの姿を通して、終末を生きる知恵を教えられているのだ。“そう、明日のことは明日自らが心配してくれるのだ。今はただ主に委ねられたことを、最善を尽くしてなしていくのだ。私の傍らで共に歩まれる主イエスを見、主と共に息をしつつ、いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝することを貫くのだ。”
 聖書が教える確かな事実は、これから私たちの願いとは裏腹に、ますます自然災害が広がるようになること、私たちの思いを超える出来事が起きるということでしょう。しかし私たちは恐れてはなりません。主を信じ、主の再臨を待ち望み、いつでも目を覚まして備え、最善を尽くして神の国と義を求めることです。宗教改革者のマルティンン・ルターが「明日地球の滅亡がやって来るとしても、私は今日一本のリンゴの木を植える」と語ったように、神の民である私たちは、主イエスの愛と福音を一人でも多くの人に伝えることです。シャローム