2018.10.14

〜 「アーメンコーラス」 が歌える?!〜
 毎年12月の前半には教派を超えての諸教会が共に力を合わせ「メサイア」を歌う「富山市民クリスマス」を開催しています。小泉町教会も長い間、市民クリスマスに加わらせてもらっていることを感謝します。
 私も富山に来て以来の11年間、休まず聖歌隊に加わり「メサイア」を歌ってきました。最初の2007年には島田兄の半強制的(?)な勧めに従い、聖歌隊席には立ちましたが、「ハレルヤコーラス」以外はほとんど初めての曲だったので口パクをするしかありませんでした。・・・その後、年を重ねるに連れてある程度歌えるようにはなりましたが、なかなか自信がもてない曲があります。それが「メサイア」のフィナーレの歌である「アーメンコーラス」です。“アーメン”という言葉のみが繰り返され、四声の各パートがうまく合わなければ後味悪く終わってしまうため最も大切な曲でもあります。しかしアーメンの洪水の中、一瞬気を抜くとどこを歌っているのかわからなくなり、その後は口パクするしかなくなる…。
 “アーメン”は、“信じます、そうなりますように、そのとおりです”という確信に満ちた言葉としての意味をもっていますが、「アーメンコーラス」を歌う時は、確信どころか、いつも不安と不信仰、緊張に走っているような自分がいるのです。周りからは”閔先生がいるから安心です!“と言ってもらっていますが、心の底には「アーメンコーラス」の前に震えている自分がいます。
 今年の市民クリスマスでは「アーメンコーラス」がちゃんと歌えるでしょうか。アーメンという確認に満ちた御言葉を、もとの意味通り力強く歌えるようにしっかり練習を重ねたいものです。ハレルヤ!