2019.1.13

 新しい年が始まったのである。常日頃から、私の悪いくせであるが、口ぐせである「いそがしい」の言葉がつい出てしまうのである。他人は私のことを、決まった仕事もないのに忙しいはずがないと陰口を言っているらしいのがどことなく聞こえてくる。でも神様はじっと見つめて、いつも私を見守って下さると思っている。
 私は、ついに八十歳に昨年達した。今までの人生を振り返って見て、色々の事があり、また想い出す。まずこんなに長生きするとは思ってもいなかった。実母は八十八歳、義母は七十歳で逝った。
 私もそろそろ身の回りのことを片付けたいと思い、昨年末エンディングノートを買い求めてみたが、色々書くことがいっぱいあるのである。
 過去を振り返ってみて八十年の歩みとして私に出来ることは社会に奉仕すること。他人には迷惑をかけないこと。
 私の住んでいる地域の方々と共にボランティア、同年代の方々と交流、地元の催し物には出来るだけ、時間の許す限り参加。
 農作業は、新しい栽培の講習会等に参加。今までの経験を生かして試行錯誤の農業。教会の行事には出来るだけ参加。自分にできることは積極的に奉仕。色々と思っておりますが、ガンバリたいと思っております。
 祖母は、歳の始めに、玉虫をタンスに入れておくとお宝や吉報があると言って、愛用のタンスの中にそっと入れていたなあ・・・その祖母を懐かしむ時がたまにある。錆びたタンス、明治ごろの鉄の抽斗、ごとごと音を出す。
今年も良いことがありますように。
                      A.m姉