2011.6.12

先週は教会の牧師館の裏側にある杉の木を切る大作業に壮年3人が取り組みました。教会がこの場所に建てられる前から立っていた杉の木でした。小泉町教会の50年間の歴史とともにいつも近くで見守ってきた杉の木・・・しかし、時間と共に杉の木の半分が枯れてしまい、蟻の巣になっていました。そのため、杉の木4本を全部切り取ることを決めたわけです。教会の歴史を知っている方々の中には寂しさを覚える方もいるでしょう。
時代と共に小泉町教会の周りはほとんど変わってきました。田んぼや小川しか見えなかった教会の周りには新しい家が次々と建てられ、以前は遠くからでもよく見えていた礼拝堂は見えなくなりました。
本日はペンテコステ聖霊が降られた日で、キリスト教会がこの世に誕生した日です。初めの教会は時代と地域を亘りながら常に変えられ、今日に至っています。そして、その変化の中心におられるのが聖霊です。聖霊は常に新しくする創造の力をもっておられます。人は伝統や形式を重んじますが、聖霊は“新しいぶどう酒は新しい革袋へ”というイエス様の福音を現実において実現しておられるのです。シャローム