2011.8.7

『神様の計画と現実から見えるもの』(民数記13:1〜33)
 私たちの毎日は全く予測できない事が起こります。数々のハンデキャップと闘いながら大和兄弟が召されました。私は彼からたくさんの事、教えられました。毎週教会で職場で近所で出会う人たちも、何か大きな問題を持ちながらも懸命に生きておられるたくさんの方々に出会って来ました。
この教会の歴史もそうです。何回も無牧師の時があり、一時閉鎖の時期もありましたね。そんなな中で私自身も奇跡と思える人生を教会の兄弟姉妹方と我が愛する家族共々過ごさせていただきました。振り返るとき、本当に奇跡の連続で今も愛される資格のない者を神様は愛して下さり、哀れんで下さり、今も継続して自分の思いもよらない方法で導いて下さっています。旧約の民を神様の方法で導かれた事を確認しながら今を生きる私たちの信仰、生き方をご一緒に学びたいと思います。
 アメリカの南北戦争が終わって5日後、1865年4月14日、リンカーンは出先の劇場で暗殺されました。それから10日後、リンカーンの遺体が納まった棺がホワイトハウスの前を通りかかろうとしていました。リンカーンの死を悼み集まった群衆の中のある親子がいました。一人の黒人が自分の幼い子どもを持ち上げてこのように叫んだそうです。
『坊やしっかり見なさい。あの方がお前のために私たちのために死んだのよ。決して忘れてはならない。あの方の死によってあなたと私が自由な人生を生きれるようになったのよ』。反面、先住民(インディアン)には強硬な手段で排除しました。
 イエス様が私たちに何をして下さって、今も続けて恵みを下さっている事を深く黙想したいと思います。    
                   宮田美喜男