2011.8.7

8月1日の「マナ」の本文の詩篇51編の内容の中に、“ヒソプ”が登場します。ヒソプとは、イスラエルの道端に生える雑草のことで、このヒソプの草は、花には香りがありませんが、葉をちぎると、芳ばしい香りを放つそうです。傷つけられたことで、芳ばしい香りを放つ!このことが心に感動として残りました。・・・イエス・キリストもまた、十字架の上で傷つけられて、血を流されました。その十字架の美しい救いの香りによってわたしとあなたに救いと平和の道が開かれるようになったのです。
 8月は平和を覚える時です。広島と長崎といった 日本だけが味わい、日本人だけが背負っている傷が、あのヒソプのように、よき香りへと変えられますように・・・。
 原発問題で日本の国が揺れ動いています。政治論理や経済論理で、本当に大切な価値を見失うことがないように、わたしたちキリスト者が世界に向かって発信すべき時です。シャローム
“平和を実現する人々は、幸いである。”(マタイ5:9)