2011.9.25

星野富弘さんの詩画展に行ってきました。台風が近づきあいにくの雨の日でしたが、初めて星野さんの本物の作品を見に黒部にいきました。口で花を描き続ける画家、また、詩人。彼の描いた美しい花と花の傍らにある心から絞り出された詩は人の心の底まで届くような大きな感動を与えてくれます。
 突然の事故に遭い、その後のリハビリを経て、口に筆をくわえて絵を描き始めた時、彼はここまで有名になると思ったでしょうか。恐らく生きる希望を失わないために、自分にできることを捜して始められたのが絵を描くということだったと思います。「ア」という文字を書くことから今の素晴らしい芸術作品が生まれるまでの星野さんの涙の歩みと彼を支え続けたお母様の献身、そして愛なる神の助けと恵みに感動の拍手をお送りいたします。
 願わくは、今も苦しみと絶望の中にある方々の上に、希望の光と神の励ましと助けが注がれていることを知ることができるように・・・。
“神は真実な方です。・・・愛なる神は試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。”(Ⅰコリント10:13)