2011.10.16

 人生初めての入院ということを経験しました。いつも病んでいる方のためには数えきれないほど病室を訪ね祈り、励ましてきたわたしでしたが、今度は逆の立場になってしまいました。“蜂窩織炎”という突然の病に仕方なく緊急入院して、ベッドに横たわって過ごしました。神の家族の執り成しと支えに心から感謝いたします。
 この一週間は、恵みの時であり、いろんな面で思いを新たにする時でもありました。特に自分の体の免疫力が落ちていることから出た症状でしたので、これからは油断せず、心身の体力をつけることを心かけなければならないでしょう。
 突然訪れる出来事を前にしてわたしたちは戸惑います。事故、災害、病など、どうすることもできなく神の助けだけを求める人生の危機が訪れます。しかし、聖書はその危機がむしろ、神の恵みを体験できる通路となると教えてくれます。弱い時こそ、神の恵みの力強さが働く時となり、十字架の癒しと救いの御業が表される最善の時と変わるのです。これはただの頭の知識では理解できないことでしょう。そのため、日々聖霊との深い交わりと御言葉を食べることで体験できるものです。
 神の家族の皆さん、互いの弱さを受け入れつつ、主の働きを期待しましょう。シャローム