2011.11.13

 日本バプテスト連盟定期総会に行って参りました。特に今年の定期総会は“東日本大震災”を経験してから行われたことで、連盟と諸教会に求められる様々な課題と新たな歩みを確認する時となりました。
 被災地の教会からの兄弟姉妹の報告と支援活動に参加した兄弟姉妹の証しをうかがいながら神が被災地の人々、また、すべての被造物の中に生きておられることを分かち合うことができました。廃墟となった状況の中で、“行ってイエス様を捜してきなさい”と言われた牧師の声に、最初は涙ばかり流していたボランティアの青年たちが、人々の目から、道端の花から、空を飛ぶ一羽の鳥からイエス様を捜し出すことができたという証しから大きな慰めをいただきました。
今年の定期総会の主題は“和解のつとめに仕える”でした。その具体的目標として“神と人、人と人、人と全被造物との和解”が掲げられましたが、しかし、これは人間的力や頑張りでは決して実現できないものであることを告白せざるをえません。これらは「聖霊の息吹を受けて」可能になるのです。日々の生活の現場で和解の使者として、イエス様を見つける神の家族であるように…。シャローム