2011.12.11

 先週は火曜日に「富山友の会のクリスマス会」が、金曜日に「富山市民クリスマス」が開かれました。それぞれの場所で、神の独り子を与えられたクリスマスの恵みが語られ歌われました。なかなかクリスチャンでない方に自然にキリストの福音を伝えられるチャンスの場となるのがクリスマスの諸集会ではないかと思います。
 今年は3.11大震災以来、日本中が暗闇に包まれているような一年間の歩みでした。特に、未だ拡散しつつある福島第一原発からの放射能は人々の心をますます不安へと陥れているような日々です。日本の民に必要なのは他でもない“光”です。希望を見出せる本当の光、暗闇を取り除く光を待ち望んでいます。
 クリスマスは光が主題です。最も深い暗闇がその力を失い、光が暗闇を取り除き始める時がクリスマスです。“光は暗闇の中で輝いている。”(ヨハネ1:5)今年のクリスマスの季節、日本各地の諸教会とキリスト者によって行われるクリスマス諸集会を通して、暗闇の中で苦しむ人々の上に救いと希望の光が豊かに照らされますように祈りたいものです。シャローム