2012.1.22

 先週の礼拝の中ではアフリカのタンザニアで宣教しているC師が宣教報告をしてくださいました。キリマンジャロ山の見えるマサイ族の住んでいる町で、厳しい自然と環境と闘いながら宣教している姿を通して心の中に熱く込み上げてくるものがありましたね。
 水や電気、食料が不足している現実の問題、それに加え、アフリカの風土に慣れるということも決して容易なことではなかったはずです。しかし、彼女をはじめ、厳しい宣教の地で尊い汗と涙を流している働き人たちをとらえているのは、“全世界へ出ていって福音を宣べ伝えなさい!”と言われたイエス・キリストの御言葉です。一人のために命さえも惜しまず与えてくださったイエス様の愛に応え、「地の果て」まで喜んで出かけていくのです。
 C宣教師は、今のわたしたちにできる小さな宣教の働きとして、“祈りと共にトウモロコシと森を作るための木の苗を贈ることが大きな奇跡を起こす。”と教えてくれました。わずかな10円玉の種が神の奇跡の始まりです。今日、主はわたしたちに御声をかけられます。“あなたがたが与えなさい!”と。シャローム