2012.2.5

 大阪市でレストランを営んでいた一人のネパール人が路上で、若い日本人男女4人に殴る蹴るの暴行を受け、死亡するという悲しい事件が起きました。人間の心の底に依然として根強く残っている差別の意識が現れたことなのかもしれません。
 今の世界は地球村と呼ばれるほど世界が一日の生活圏になっており、日本のどこの町でも外国人をよく見かけます。小泉町教会においてもいろんな国の方が見えていますし、とても豊かな交わりをもっていることに感謝いたします。
 考えてみると、キリスト教という名のもとで起きている戦争、テロ、差別などが世界各地に満ちていることに心苦しく思います。白人教会と黒人教会との葛藤、プロテスタントカトリックの争い、ナショナリズムに捕らわれている教会と牧師、なかなか新来者を受け入れようとしない仲良しグループ教会などは真のキリスト教会ではありません。イエス様の教会へのビジョンはヨハネの黙示録7章の“あらゆる国民、種族、民族、言葉の違う民らが小羊なるイエス・キリストを賛美する”姿です。このことを心かけながら礼拝しましょう。シャローム