2012.2.12

『信仰生活の総点検』(詩篇24:1)   田口昭典牧師
 先週、私は心臓の冠動脈のカテーテル検査を行い、狭窄部分が発見され、3月末に再びステントを入れる手術をすることになりました。定期的な検査は命と健康を維持する上で、とても大切です。信仰も同様です。時々立ち止まって神様との関係やクリスチャンとしての生き方を見直す必要があります。「クリスチャンの心得」とも言うべきものをスチュワードシップと言います。それは、神様からお預かりしている様々な恵みの賜を神様の御心に従って管理することです。
 私たちは、神から何を委ねられ、また、何を期待されているのでしょうか?私たちのために十字架にかかり、罪を許し、よみがえって今も共に生きておられる主のために、私たちは何が出来るでしょうか?それらに思いを巡らし、神の前に信仰の決意、決断をすることは、信仰生活の総点検として、とても大切な、そして意義あることです。
 聖書は、「全ては主のもの」と宣言します。神は無から有を創造されました。創造主は所有者でもあるのです。
 私たちは神の愛と配慮の中に生かされています(ガラテヤ1:15,使徒言行録17:25−26、マタイ6:26)。また、私たちは、キリストの尊い犠牲によって贖い出されたのです(エペソ2:3−6、ペテロ第一1:19)。主は時間の主であり、時間の管理も私たちの責任です(エフェソ5:15−16,コロサイ4:5、マタイ25:1−13)。また、様々な能力を与えられています(ローマ12:1−13、マタイ25章タラントのたとえ、フィリピ4:13)。私たちは神から使命を与えられており、宣教し、神の栄光を現す責任があるのです(コリント第一6:19−20、コリント第二5:19)。 ハレルヤ!