2012.5.20

“私は、神が手にもつ小さな鉛筆にすぎません。文字を書くのは神ご自身です。”
 マザーテレサが常に口にしていた言葉です。「私は、神の手にある小さな鉛筆」。彼女は自分自身のことを、もう使用期限も迫っていて、誰からも関心をひくことのできない小さな鉛筆にたとえています。しかし、このような価値のない小さな鉛筆が偉大なる神の御手に置かれる時、素晴らしい物語ができあがり、美しい絵を描くことができるというのです。
 鉛筆が鉛筆として意味をもつためには、誰の手にあるかにあります。どれほど小さくみすぼらしくても偉大なる人生の作家であり、芸術家である神の御手にあることで存在する意味を知るようになり、幸せな人生を生きることになるのです。神が小さな鉛筆であるあなたとわたしを用いられる時、わたしたちの思いをはるかに超えた作品が出来上がることでしょう。あなたは自分自身を神の御手にゆだねていますか。あなたの小さな賜物、あなたの小さなお力、あなたの小さなお金、あなたの小さな時間、あなたの小さな何かを用いて素晴らしい作品を描かれる神を期待しましょう。シャローム