2012.8.12

 渇きを覚える人は生きるということの恵みを味わう人です。
 先週は本当に久しぶりに少しではありましたが、にわか雨が降りましたね。渇いていた土地も大喜びしたことでしょう。最近は雨を降らせる技術も発明されたといいますが、それは一時的なものであって、被造物が求める根本的な渇きを解消してくれることはできません。
 そうですよね。人間を含めて全被造物の命は昔も今も変わらず、神の御手の中にあることを告白せざるを得ません。晴れも、曇りも、雨も、風も、台風も、飢饉も、洪水も、地震も、四季も・・・すべての自然現象は人の手から離れているものです。だからこそ、私たちは自然に感謝しつつ、天と地を造られ、すべてを支配しておられる神を見上げつつ、
神にすべてをゆだね、感謝と賛美をささげなければなりません。
 熱中症で倒れる人が次々と現れる中で、私たちの命の泉となり、恵みの雨を注いでくださる神の恵みと御言葉に渇きを覚え慕い求めることが私たちの生きる道であることを覚えましょう。シャローム