2012.9.9

 「イエスのメシアとしての働きは失敗に終わった。そこで神に選ばれた新しいメシアが自分だ」と自称メシアを名乗り多くの人を惑わし世界を混乱させていた統一教会の教祖「文鮮明」が亡くなりました。どれほど多くの人が彼の言葉に惑わされ悲しい人生を生きたでしょうか。しかし、メシアを名乗っていた彼は普通の人と同じく年老いて(92歳)塵に帰りました。世間は彼を成功した宗教ビジネスマンと言います。宗教の名を借りて自分の欲望を満たそうとしていたという意味でしょう。そして、今世界各地には彼と同じく自称メシアを名乗る人が数多く出現し人を惑わしています。
 八百万の神の国日本。偽りの宗教に囲まれ真の神を求めるのが大変厳しい状況です。そこで先に救われた1%の群れの中に私とあなたがいます。イエス様は終末についてのメッセージの中で「わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがメシアだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。」(マタイ24:4,5)と言われました。また、「わたしたちが救われるべき名は、イエスの名のほか、人間には与えられていない」(使徒4:12)ことを忘れないことです。いまだ真の救い主の名前も聞くことなく、イエス・キリストを知らない隣人に私たちのできることはただ一つ、福音宣教に励まなければなりません。シャローム