2013.1.13

 新しい年が始まってもう2週間が経ちました。スタートしたばかりですが、すべり出しはいかがでしょうか。“主は人の一歩一歩を定め,御旨にかなう道を備えてくださる。”(詩編37:23)と約束してくださる父なる神に信頼して日々の歩みを続きたいですね。
 聖書の中で「時」というと、ギリシア語では「クロノス」と「カイロス」とに分けられています。「クロノス」とは、いわゆる時計の針が刻む、人類が平等に生きてきた24時間、365日といった数量的な意味の時のことです。そして、もう一つの「カイロス」とは、「神の時」、「重大な転機」というような、神のご計画の中で何かが起きたその瞬間、時点のことを意味します。
 今年一年365日、神の家族に平等に与えられているクロノスの時間が御手による恵み豊かな一年となりますように。そして、ぜひ神との特別な出会いのカイロスの祝福の時間を味わうことができる神の家族でありますよう切に祈ります。互いに期待しつつ、神の時に敏感に反応できる日々を過ごして参りましょう。シャローム