2013.3.10

 東日本大震災が起きて2年が経ちました。すべてのマスコミは震災の日が近づいてくると一斉に震災の被災地を訪ね、未だ苦しみの最中で戦っている被災地と人々を取材して流しています。しかし、まだまだ終息の糸口さえつかめていない原発事故による放射能問題は、いつの間にかアベノミクスの盛り上がりの雰囲気の中で、原発事故の深刻さが忘れられ、再び元の状態へと逆戻りしているような日本社会の現状に悲しみを覚える近頃です。
憐れみ深い神が、日本の国を正しい方向へと導かれますように…、特に、救援の手がいまだ届いてなく苦しみの中で涙を飲んでいる被災地の方々の涙をぬぐい取って、彼らの上に神の慰めと助けが豊かにありますように…。心を一つにして、互いに愛し合い、助け合うことの恵みを味わうことができますように切に求めましょう。私たちの祈りは時間と空間を超えて働く最も大きな神の力の現れる手段であり通路です。信じて祈り続けましょう。
“どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる。”(マタイ18:19)