2014年1月19日

「信仰生活にも点検と休息を」  ヘブル3:12〜14 4:11
 先日、教会の車の車検がありました。車や機械はしっかりと点検をし、メンテナンスすることによって長く使うことができます。体が疲れたとおもったら、温泉に行ったり、マッサージを受けたりすることでリフレッシュできますね。それでは私たちの信仰生活はどうでしょうか?信仰生活においても定期的な点検と休息が必要なのではないでしょうか。
①心と魂にも休息が必要(ヘブル4:11、マタイ11:28)
 私たちはバプテスマを受けてから今日まで信仰生活というマラソンを走り続けています。信仰のタスキをかけてそれを次の世代につなぐために必死で走り続けています。しかし人間は永遠に走り続けることはできません。私たちは時にはペースを落としてゆっくりと歩くことも、そして振り返ってみることも、また完全に立ち止まって時には休息も必要ではないでしょうか。心と魂の休息に努めることも健全な信仰生活を送る上で重要ではないでしょうか。
②困難な状況を共に乗り越えて行く(ヘブル3:12,13、Ⅰペトロ5:9)
 はたして完璧な信仰者といえる人はいるのでしょうか?神の御前で完璧な人など一人もいないでしょう。私たちは弱い羊の群れであり、イエス様は羊飼いです。私たちは1人では本当に弱い存在ですが、幸いなことに私たちには共に励まし合い、祈り合える仲間、家族がいます。決して一人で闘わないで下さい。ただ早くゴールするだけが信仰マラソンのルールではないのです。
③スタート地点へ引き返してみる(ヘブル3:14、フィリピ4:6,7)
 最初に与えられたその確信を最後まで持ち続けましょう。迷うとき、悩むときぜひ最初に与えられた確信を思い返してみて下さい。スタート地点まで戻ればいいのです!皆さんが信仰の確信を与えられたその場所まで。皆さんがイエス・キリストを信じると決心したその時まで。その時の感動と、思いを、感謝を。私たちの心は移り変わり、気分によって信仰も浮き沈みしてしまうような弱い存在です。だからこそ、時にはしっかりと自分自身の信仰生活を見つめなおし、休息し、そしてしっかりと最初の確信を持ち続けるために、いつも御言葉を味わい、共に祈り合い、励まし合って、イエス・キリストから目を離さないでいられるように主に助けをいただいて信仰に固く立っていきましょう。