2014年2月23日

 先週の「リビングライフ」には神がサムエルを通してイスラエルの初代王を選ばれる場面がありました。神の民イスラエルの初代王として選ばれた者はサウル。わたしたちはサウルが神に召される場面を通して、神に選ばれた働き人のもつべき姿勢を示されました。聖書が紹介するサウルは「イスラエル人の中で彼より美しい者はいなかったし、見た目からも優れた人」でありました。しかし、彼は自らのことを「最も小さくつまらない者である」と紹介しています。そして聖書は彼のことを神に従順な信仰と謙遜、誠実、慎重さなどを兼ね備えた人であったことを記しています。そんなサウルを神は喜ばれ、彼に聖霊を注がれ、神の働き人にふさわしい姿に変えられます。
 本日、2014年度の教会の奉仕の先頭に立つべき4名の執事を選ぶ選挙告示がなされました。神の働き人に求められるのは、この世が示すような特別な資格はありません。ただ、聖霊に助けを求め、神の御心に従順に従い、謙遜と誠実をもって神の教会に仕える人です。共にこの一か月、神と教会にふさわしい人が選ばれることを期待しつつ祈りましょう。シャローム