2014年3月2日

 最近、毎朝祈るために教会を訪ねている一人の姉妹がいます。その姉妹との話の中で私の心に響いた一言がありました。「先生、教会の門が朝から開かれていることはとても素晴らしいことですね。何の迷いもなく教会の中へとすっと入れます!」… いつも開かれている教会、この町に小泉町教会が建てられている理由であり、目的であるのではないでしょうか。誰でも疲れている者、重荷を負っている者が自由に入り、神の憩をいただく教会こそ私たちの求めるべき教会の姿ではないかと思います。
 今週の水曜日からレント(受難節)に入ります。イエス・キリストの十字架の苦しみとその愛の足跡を黙想しながら大切に過ごすべき時です。イエス様は生涯、十字架を背負うその日まで欠かさなかったことがありました。それこそ、毎朝の祈り(ディボーション)でした。いつも神の御心を知るために、自分の願いでなく父なる神の御心が成るために、イエス様は祈りをもって一日を始められたのです。願わくは、神の家族が今年のレントから朝の祈り(ディボーション)を通して新しい恵みに浸されますように…!