2014年3月9日

                    『 イエスと共に 』
                                          マタイ18:20、ヨハネ黙示録3:20
 私たちは今レント(受難節)の時を過ごしています。イエス・キリストの十字架の恵み、その贖いを黙想し、その愛が私のためであったことを確かめる時です。この時こそ、私たちはイエス・キリストとの交わりを身近に感じるべきでしょう。「見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。」(ヨハネ黙示録3:20)
 この御言葉を文字だけで解釈するとしたら、イエス様を信じること、イエス様を心に受け入れる事は難しく神学的に説明する必要がなくなります。とても簡単です。イエス様を信じること、イエス様を心に受け入れることはイエス様と共にご飯を食べること、食事をすることだと教えています。皆さん、イエス様と食事をすることがそれほど大切でしょうか。・・・はい、そうです。イエス様自らがそう思っておられるからです。この御言葉を照らして見ますと、イエス様が本当に求めておられることはとても単純で、一日3食をあなたと一緒に食べよう!ということなのです。
 皆さん、イエス様と共に食事をするということは何を意味しているでしょうか。それは、イエス様との「親密さ、親しさ」を意味します。イエス様は私たちがイエス様を信じることを、共に食事をするような親密さをもってイエス様を知ってほしい!と願っておられるのです。
 愛する神の家族の皆さん、イエス様を信じるということはただ漠然としたものではありません。私がイエス様を心に受け入れ、イエス様の人になったということは、イエス様が私とあなたの内側に入って来られて、毎食を共にしながら交わってくださるということですし、そのために私たちの時間を、私たちの思いを、私たちの心をイエス様の方に向けることなのです。これがイエス様を愛すること、イエス様を救い主として受け入れて生きることなのです。
 いつもイエス様と共に生きる恵み、それを実感する生活、それこそ 私たちの生き方とすべきであり、力となるのです。ハレルヤ!