2014.5.11

 母の日(韓国では「親の日」)を迎え、韓国にいる親に電話をかけ、感謝と祝福の言葉を伝えました。そこで親から返ってきた言葉は、電話をくれたことへの感謝と安否、わが家の健康を祈っているとのことでした。いつも感じることですが、親の子どもを思う心はいつまでも変わらないですね。感謝!
 宗教改革者のマルティン・ルターは「父と母を敬え」という戒めについて、次のように教えます。「両親は家庭における規律と秩序を維持するための神様の代表者である。従って、神様は両親を自分の次の位に置かれた。それゆえ、人は両親を愛するというだけでなく、尊敬しなければならない。いかに貧しく、弱く、また体裁が悪かろうが、彼らは神様によって、自分たちに与えられた父であり、母であるということを心に刻み、両親をこの地上における、最も貴重な宝として、他のなにものにも勝って、尊ばなければならない。」また、ある神学者は、「神はご自分の愛を地上において徹底させるために、母を造られた。」と教えています。この世のすべての親、母たちのために、また、母たちの尊い愛のゆえに感謝と祝福を祈りましょう。シャローム