2014.6.22

 教会の花壇にミルトスの花が咲きました。美しい香りと素朴なミルトスの花を眺めながら感動を覚えました。花を咲かせるのにかなりの時間が経ちましたね。考えて見ると、聖書の地からはるばる海を渡ってきて小泉町の地に花を咲かせました。ミルトスをイザヤ書には「荒野に茂らせるビジョンの常緑樹」と言われ(41:19)、イスラエルでは祝事があるときに装飾に用いられる「祝福の木」であると言われています。
 ふと、「置かれた場所で咲きなさい」という本のタイトルが頭に浮かんできました。同じくキリスト者こそ、いつ、どんな場所に出かけられていてもそこで美しい救いの花、命の花を咲かせ、周りに福音の香りを漂わせることでしょう。少し時間はかかるかもしれませんが、神の助けと命をいただきつつ、キリストの愛にしっかり根をおろし、花を咲かせましょう。
 小泉町教会のミルトスの3姉妹の演奏を通して神の美しい愛と恵みの香りが満ち溢れるチャペル・コンサートとなりますように…。シャローム