2014.9.14

〜与える幸いに生きる教会〜
 “受けるよりは与える方が幸いである”(使徒20:35)…エス様の御言葉です。イエス様の生涯こそ、ご自身の与えるべきすべてを与えられた人生でした。最後に残された命さえも惜しまず、罪人である私たちのために与えてくださったのです。そして、このイエス様の御言葉は最近の世界各地で起きている様々な災害を通して私たちの心に強く迫ってきています。
 先週、富山の地域社会のために活躍しているH姉がガザ地区支援のために有機栽培したお米をもって来られました。彼女は何か災害が起こる度に、彼女にできる最善の手助けを惜しまず施しています。東日本大震災が起きた時も、福島から避難してきた人たちを快く受け入れ、家を探してあげたり、職業を紹介したりしていたことを覚えています。彼女はキリスト者ではありませんが、「受けるよりは与える方が幸いである」ことを実際に味わっているような気がいたしました。
 神の家族の皆さん、今はキリスト者としての愛を示す時、与える時です。常に受けることに慣れていた生活から、小さなものから与える訓練を始めましょう。隣人に与える私たちの小さな種が豊かな幸いの実を結ばせてくれることでしょう。シャローム