2014.9.21

 『 実を結ぶ生活 』(ヨハネによる福音書15:1〜15)
 「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである」(ヨハネ15:5)  私たちは生活の中で、多くの実を結ぼうと一生懸命に動き回りますが、本当の実は、神との関係によってのみ得られる実であることを忘れてはなりません。そして、私たちの結ぶ豊かな実を通して、イエス様の弟子であることを証明することになるのです。皆さんは生活において、どのような実を結んでいるでしょうか。そして、その実を結ぶためにどのような努力をしていますか。イエス様の答えは、「ぶどうの木であるイエス様につながっていること、イエス様の愛の中にとどまること」でした。そして、その愛の内にとどまる
方法こそ、イエス様の御言葉に生きることだと教えてくださいます。
 そして今日の御言葉の中で、私の心を捕らえたもう一つの言葉があります。「友」がそれです。「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。・・・わたしはあなたがたを友と呼ぶ。父から聞いたことをすべてあなたがたに知らせたからである。」(ヨハネ15:13〜15) 命を捨てる最高の友の愛をもって私の救いを完成されたイエス様が、私に対して、「イエス様の友」と呼んでくださる。単に、手を差し伸べて助ける対象ではなく、私をイエス様の喜び、悲しみを分け合う友としてくださる。この事実が私にはあまりにも大きな光栄であり、興奮でありました。
 私が、神に私の人生を献げたい!と望み、宣教師になるビジョンを抱くようになったのも、この「友」という言葉からでした。愛なる神様は、今までの宣教師としての働きを通して、神の友としての人生、真のぶどうの木につながっている枝としての人生がいかに美しく、素晴らしいことかを味わわせてくださいました。これからも真のぶどうの木であるイエス様にさらにしっかりとつながっている私たちであるように…。