2014.11.2

 〜日本に来て20年目を迎えて〜
 先月でわたしの日本での生活が20年目を迎えました。1995年10月、日本語を学ぶために成田空港に  降り立った日から20年の歳月を過ごした今、神にささげる祈りは「感謝します!」という一言に尽きます。本当に 矢のごとく過ぎたような気がいたします。20年前の空港の入国管理局を通る時の緊張感を今でも昨日のごとく 鮮明に覚えているのに、もう・・・。振り返るとすべてが恵みでしたし、すべてが感動でした。
 「あなたは日本でわたしのために献身する一人の弟子を作りなさい!」という召命をいただき、すべてを御手にゆだねつつ、ひたすら走り続けた日々でした。毎日、出会わせてくださる一人一人に注がれるイエス様の御心を見逃すことがないように心がけながら過ごしてきました。何より感動を覚えたのは、与えてくださった一人一人がイエス様に触れられることでその人の信仰、人格、生活が変わっていくという姿でした。福音書の中にもイエス様に出会った人々が必ず変えられたように、自己中心の人生から神中心の人生へと、この世の国から神の国を求める生活へと変えられていくということは言葉では言い表せない喜び、幸せでした。
 “初めのころの愛の感動を失うことなく、熱くも冷たくもなくなまぬるくならないために”、今日もイエス・キリストの十字架を見上げつつ、神から与えられた小泉町教会の神の家族と共に、主に喜ばれる教会形成と神の国を実現していくこと、何よりもわたしの人生の召命である「イエス様のための一人の弟子作り」に励んでいくことでしょう。     
 愛する主はこれからの日本での20年をどのように導いていかれるでしょうか。楽しみです。シャローム