2015.2.15

〜「西南通信」〜
 いつも皆さんのお祈りとお支えに心から感謝いたします。後期の全日程が終わり、1年間の学びを終えることができました。本当にあっという間の1年でした。今年度は、聖書学、組織神学、実践神学、歴史神学、ギリシャ語などの中から基礎的な科目を重点的に履修しました。日々の学びと、研修教会での奉仕、家族との時間、アルバイト等々毎日忙しい時間の狭間の中でとても課題と反省の残る1年でありました。何度、早く富山に帰りたいと思ったか分かりません。しかし、神様は不思議といつも私を助け、励ましてくださいました。何よりもみなさんの祈りに支えられたおかげです。神様はいつも必要な時、必要なものを与え、必ず満たしてくださいました。日々味わう聖書のみ言葉は私の揺るぎない信仰の土台となっています。西南で学び始めてから、私たち神学生は決して知識を得るためだけの学びにならないように気をつけねばならないと強く感じています。神学や聖書の知識がいくら豊富であっても、神との個人的な関係からくる信仰を維持していかなければその知識というものによって、大きく道を外れる危険性があるからです。地道に日々み言葉に取り組まなければ、その時の神学的知識や状況にあっという間にのみ込まれてしまう危険性を感じました。そのような時、日々のディボーションがいかに重要か何度も何度も体験したのです。これは、小泉町教会でみなさんと共に学んだ私の信仰の財産です。来月みなさんにお会いできる日を心から楽しみにしています。
               −宮田祐亮兄ー