2015.3.8

 少し前NHKの朝ドラの時間に「突然、それとも必然」と軽快なメロディーで始まるのが常だったこの放送は「ごちそうさん」というドラマである。高視聴率で私たちを楽しませてくれた。この主人公は料理を作るのが大好きで、限られた材料で創意工夫して心をこめて作る。毎日の食事は貧しくともいかに家族に喜んでもらえるか、あり合わせの材料で最高のごちそうを作った。このドラマで見習うべき事は色々あった。
 レストランで注文した料理が口に合わないといって少しだけ食べただけで残している客を見ることがある。現在の日本の飽食時代、贅沢な世の中が、私はとっても悲しいです。私が7歳のとき日本は終戦の年でした。当時日本の国民は、食糧難に苦しみました。当時をかえりみてこのような贅沢をしていいんだろうかと思います。世界の国の中で飢餓に苦しんでいる人々をも助けるべきだと思います。毎年国際飢餓対策にも私なりに協力しています。
 旧約聖書の「ルツ記」は読みやすく、理解しやすい箇所ですが、ルツは畑で落ち穂を拾い、穂を打つとたくさん大麦の収穫があった。ルツの心は満たされ義母に報告、義母とともに喜んだ。食べ物を大切にすることは、当時も今も変わらない。ルツが一つ一つの落ち穂を拾って日々の糧としていたことを思うと、現在の私たちも学ばなければならないと痛感します。朝ドラの「ごちそうさん」の主人公が食物を無駄にしなかったように、神様が創ってくださった自然、自然の中から生産される命の糧を大切にしたいです。
                   A.M姉