2015.5.10

三浦綾子旧約聖書入門
 「アダムとイブ」を読んで

 天地創造の神によって造られたアダムとイブは、地上の楽園で、神に見守られ天国のような暮らしをしていました。しかし、ヘビがイブをそそのかしたため、イブは善悪を知る木の実を食べて、アダムにも食べさせました。このことで、二人は楽園から追い出されて、苦しんで働いて生きる者になりました。
 人間は、主の御声だけを聞いて生きるのであり、欲望に従ってはだめです。自分中心に、主に逆らって生きることで、罪が芽生えます。私たちは、こうすればもっと幸せに暮らせるという、誘惑の言葉に負けてはいけません。
 神がともにおられる人生なら、詩篇1:3にある「水路のそばに植えられた木」のように、根っこから水を得て、神の国の生き方ができるのです。ローマ書5:3にあるように患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、希望は失望に終わることはありません。日々、主に心が満たされて幸せに生きることができます。
-M.T姉-