2015.5.10

〜 No Charge(無料!)・・・お母さんの愛 〜
 本日は母の日。母の日を迎える時、いつも頭に浮かぶ有名な物語があります。
“夕ごはんの支度をしていたら、息子が台所にやってきて、メモを一枚こっちに渡すのです。この子が何か書いたようです。エプロンで手を拭いてから、メモを読んでみました。そこに書いてあったのは・・・。『芝刈りの手伝い料500円、今週分の布団の片付け料100円、買い物代行料25円、留守番と弟のおもり代25円、ゴミ出し代行料100円、通信簿の点がよかったのでご褒美に500円、庭の落ち葉掃き代200円、シメて1,475円を請求します』
さて、期待まんまんで立っている息子に目をやりました。すると、この子を育ててきた思い出が次々と心に浮かびました。そこで、そのメモの裏を返して、そこに書いてやりました。こんな風に・・・。『10ヶ月間、私のお腹の中にあなたを置いて育ててあげた料金は無料。夜ごとあなたの枕元に座って手当てもしたし、祈ったけれどその料金も要らない。ここまで育てるのに費やした時間もあなたのためにさんざ泣かされたことでもなんの見返りもあなたには求めない。以上、私のあなたに対する愛情料金は全額無料です。』・・・『あなたのことが心配で眠れない夜もあったし、この先も心配だけど決してあなたのせいにはしない。相談にも乗ってあげるし、教えることもまだまだあるし、この先、学費なんかもかかるけどあなたが負担に思うことはない。オモチャも食べ物も服も買ってあげる。ハナをたらしてたら拭いてあげる。あなたは私の子だもの。以上、私のあなたに対する愛情料金は全額無料です。』
これを読んだ息子は、大粒の涙を目に浮かべて私を見上げて、言いました。「ママ.・・・ぼく、ママが大好きだよ!」そして、ペンを手にして、大きな字で書きました。『全額受領いたしました』・・・このとおり、いくら加算しても、まことの愛で与えたものは、いつも全額無料です。”
お母さんの愛に感謝しつつ、母を通して無償の愛を示された神、その独り子をわたしたちの代わりに十字架の上で死なせるほど愛してくださった神をほめたたえましょう。ハレルヤ!
“ただ、キリスト・イエスによる贖いの業を通して、神の恵みにより無償で義とされるのです。”(ローマの信徒への手紙3:24)