2015.5.24ペンテコステ

〜アロマに
 キリストを想う〜

 最近アロマの勉強をしています。その中でフランキンセンスとミルラ、ナルドの香油に出会いました。
 キリストが生まれた時、東方の三賢人がイエス様誕生の馬屋で神の子にもっとも価値あるものとして黄金とフランキンセンス(乳香)とミルラ(没薬)を捧げました。フランキンセンスはかすかに甘いレモンのような香りがし、心を安らかにし平静な感情へと導いてくれるものです。
 また、聖書の中で一人の女が純粋で非常に高価なナルドの香油をイエス様の頭に注いだ場面があります。家は香油の香りでいっぱいになりました。そこにいた何人かが、「その香油は三百デナリオン以上に売って貧しい人々に施すことができたのに」と厳しくとがめました。三百デナリオンは約三百万円に相当します。しかしイエス様は「わたしはいつも一緒にいるわけではない。この人はできる限りのことをした。つまり、前もってわたしの体に香油を注ぎ、埋葬の準備をしてくれた。この人がしたことも記念として語り伝えられるであろう(マルコ14:7-9)」と言われました。
 イエス様への愛をもってこの女のようにイエス様が喜ぶことができるだろうか。いつも与えられるだけでなく与える愛の大切さを感じます。また、精一杯の愛をもってイエス様を愛したいものです。そして、人々へも奉仕できるような人になれたらいいなあと思います。
                    −I.C姉−