2015.8.9

〜 子どもたちに神の国の夢を 〜
 夏休みに入る前、堀川小学校の先生と町内の子どもたちから一つの願いが届きました。
“夏休み中、町内の子どもたちが朝の一時間ほど教会を用いて勉強会を持ちたい!”との願いでした。
 以前から思っていた「町の人々に開かれた教会」となるための一歩です。
さっそく多目的室で子どもたちが輪になって勉強を始めました。“敷居が高い”と思われていた教会に何の迷いもなく入ってくる子どもたちの姿を見るだけで嬉しくなりました。“子供たちを来させなさい。わたしのところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。”(マタイ19:14)と言われたイエス様の御心をもう一度噛みしめながら、子どもを歓迎できる教会でありたいですね。実は、町内のほとんどの行事が神社を中心に行われ、その時間もほぼ主日礼拝の時間と重なるため、子どもたちが教会に来ようとしても来られない理由となっていますし、このような状況はこれからも変わらないでしょう。だから今回の一歩は大切なのです。
 また、先週の4日(火)には「英会話教室キャンプ」が教会を会場にして行なわれました。8名の子どもが集い、お母さんたちも一緒に加わりました。始めから終わりまで、参加者全員の笑顔が絶えませんでした。
 もちろん、まだまだ英会話教室のメンバーの中からも、町内の子どもたちの中からも礼拝へつながる人は出ていませんが、失望しないことです。“時が来れば”神は必ずわたしたちの願いに応えてくださるということを信じています。“狼は小羊と共に宿り、豹は子山羊と共に伏す。子牛は若獅子と共に育ち、小さい子供がそれらを導く。・・・わたしの聖なる山においては、何ものも害を加えず、滅ぼすこともない。”(イザヤ11:6,9) 神の国の主役である子どもたちが生き生きと楽しく過ごせる教会、子どもたちに平和を作り出していく幸いな人への夢を抱かせる教会となる。ああ、素晴らしくはありませんか。シャローム