2015.9.20

旧約聖書入門(三浦綾子)「カインとアベル」を読んで〜
 
 私は今まで心の病気があることを、人に言うのがいやでした。でも、今は富山小泉町教会に所属していること、受け入れてもらっていることを感謝しています。キリスト教徒であるということは、たくさんのお金をもっていなくても、ただ、自分の罪を告白して心に救い主キリストをもっていることほど幸いなことはないと思います。
 カインは神様に自分を認めてもらえなかったことで怒り、弟を殺しました。神様が「弟アベルはどこにいるのか。あなたはなにをしたのか」と問われましたが、カインは「知りません、わたしが弟の番人でしょうか」と言って、素直に神様にあやまりませんでした。でもカインが「他の人が私を殺すかも知れません」と言うと神様は「カインを殺す者は七倍の復讐を受けるでしょう」と守ってくださいます。神様は罪をおかした者をもゆるしてくださる愛なるおかたです。キリストも十字架にかけられる時に「父よ彼らをゆるしてください」と自分を殺すものにもゆるしを与えられる方です。私はキリストを信じて永遠の命をもっていることは感謝しますが、自分に害をもたらす人はゆるせません。キリストの弟子になるにはまだまだ時が必要です。愛なるキリストをお手本として、どんな人も愛せるようになりたいです。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」ヨハネ3:16は私の好きなみことばです。 
              M.T姉