2015.9.27

〜罪を赦すことの大切さ〜
 ノーベル平和賞を最年少で受賞したマララ・ユスフザイの本を読んでみました。国連本部でのスピーチで彼女は左側の頭部をタリバンに撃たれたけれども「私は誰と争う気持ちもありません。私は私を撃った犯人のことも憎んでいません。もし私が銃をもっていて目の前に犯人が立っていたとしても私は撃ちません。この思いやりの心を教えてくれたのは慈悲深い預言者ムハマドであり、イエス・キリストであり、仏陀です。意識を変革することを教えてくれたのは、マーティン・ルサー・キング牧師ネルソン・マンデラムハマド・アリー、…です。非暴力の哲学を教えてくれたのはガンディー、マザーテレサ。そして人を赦す心を教えてくれたのは私の父と母です。私自身の魂も、こう言っています。『平和を大切にしなさい、すべての人を愛しなさい。』親愛なる皆さん、光の大切さがわかるのは暗闇の中にいる時です。」・・・と言っています。彼女は教育の大切さについても語っています。このように私たちも暗闇の中にいる時こそ光を感じて生きていけるように教会の礼拝を守り聖書教育を受けることが大切なのだと感じさせられました。また、マララが思いやりの心を持たせてくれた神様、先人たちの生き方を学ぶことの大切さも教えられました。主の祈りの中にも「我らの罪を赦したまえ」とありますが、とても深く考えさせられる祈りなのだと思いました。
               I.C姉